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t値6.3の「大発見」は、私のバグでした ── 公開データで検証するときに踏む3つの穴

検証 / 自分の失敗の解剖 ・ 最終更新 2026-09

今日は、うまくいかなかった話です。金融先物取引業協会(FFAJ)が公開している日本の個人トレーダー全体の建玉を使って「買いに傾いた月の後はどうなるか」を調べたら、とんでもない数字が出て、そのあと全部消えました。しかも途中で、間違った犯人を捕まえて納得しかけています。

🔬 この記事の要点

「見つけた」と思った瞬間が、いちばん危ない

t値は絶対値2を超えれば「偶然では説明しにくい」とされます。6.3は破格です。そのうえ17年という長さもあり、もっともらしい理由まで思いつきました。この三拍子がそろったとき、人は記事を書き始めます ── 私がそうでした。止めたのは「そのデータ、いつ手に入るのか」という一行の確認です。

持ち帰り: 公開データで検証するときは、数字を出す前に公表日を調べる。「集計対象の月末」ではなく「実際に手に入る日」以降でしか、そのデータは使えません。そして目についた欠陥を犯人だと決めつけない ── 直して結果が変わらないなら、それは犯人ではありません。

全文(第4幕の真犯人・修正後の全数字・再現手順)は note に

では何が t=−6.31 を作っていたのか。第4幕の答えと、修正後の全数字、同じことを自分で再現する手順は note の記事にあります。→ t値6.3の「大発見」は、私のバグでした

まとめ

公表日を無視したことで t=−6.31 という幻が生まれ、公表日以降で測り直すと t=−0.52 になりました。自分の検証を疑う手順のほうが、手法そのものより役に立ちます。

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本記事は教育目的の解説・検証であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で。