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勝率52%と54%の差は、10年で6.8倍。ただし、その差は一生かけても測定できない

検証 / 複利と検出力 ・ 最終更新 2026-09

「勝率は何%あればいいですか?」── よくある質問です。多くの答えは「勝率より損益比が大事」で終わりますが、勝率の2%がどれだけ重いかは具体的に語られません。計算してみたら、二つの逆説が出てきました。

🔬 この記事の要点(損益比1:1・1回あたり口座の2%・月20回・元手100万円)

体感できない差が、複利で6.8倍になる

1回800円と1,600円の違いは、トレード中に感じ取れるものではありません。その体感できない差が、240回×10年を経ると6.8倍になる ── これが複利の実際の姿です。そして同じ理屈で、10年で6.8倍の差を生むほど重要な違いを、トレーダーとしての一生をかけても比べきれません。100回や200回ずつ回して並べた成績は、「52%と54%」でも「両方とも53%」でも、同じように見えます。

持ち帰り: 手法を数十回・数百回試して「こっちが勝率高いから採用」と決めるのは、測れないものを測ったつもりになる行為です。勝率で優劣を決めない。決めるなら、もっと大きな差(50%対60%なら約400回=1.6年で判定できます)か、勝率以外の根拠で。

全文(勝率別の10年後の全表・必要取引数の計算・片側だけ見る場合)は note に

勝率50〜56%の10年後を並べた表、必要な取引回数の出し方、「自分の勝率は何%か」を片側だけで測る場合に必要な回数は note の記事にあります。→ 勝率52%と54%の差は、10年で6.8倍。ただし、その差は一生かけても測定できない

まとめ

勝率2%の差は10年で6.8倍になるほど重いのに、その2%を確かめるには41年かかります。重要さと、測れるかどうかは別問題です。

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本記事は教育目的の解説・検証であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で。